まっすぐにこじれるおたくな日々。

基本情報:あらしのにのさんおたく。でれたり毒はいたり。その他、オプションで漫画やら猫やら。三十路を歩き始めたぐーたら女です。

思わぬ邪魔。

こんにちは!

ブラックペアンのリピートしかしてないGW、充実~!

 

想像以上にハマっているブラックペアン。渡海先生の沼は飛び込みやすく、そして思いがけず深い…。

真面目なドラマ評ができないくらいです。とかいしぇんしぇー!萌えー!しか言えない。

いや、ドラマとしてもエンターテイメント性があってハマってるんですけどね。

 

そんな中で、なにやら思わぬところに問題が。

治験コーディネーター(CRC)の描写。

患者への負担軽減費の件、そして接待。

現実と掛け離れているんですって。

 

 

…知ってるよ?

 

 

え、一回の手術で一千万だ一億だ飛び交うドラマだよ?研修医の進退に一千万賭けるドラマだよ?お金の部分は完全ファンタジーだって分かるよ?え、私たちバカだと思われてる…?

接待もコンプライアンスコンプライアンスのこの御時世、どの業界でも無くなってきてるの分かるよ?うちの会社でも倫理行動規範でお礼品とかのやりとり全面禁止になったし。え、でもドラマの悪役に接待はつきものじゃん?お主も悪よのぉ、が欲しいじゃん?

フレッシュ新人コンビの世良・花房以外は、全員、悪人。ばりにダーティな曲者揃いの中、治験コーディネーターだけ清廉潔白、真面目に描かないとダメなん?

フリーのCRCという設定してるんだから、枠から外れた動きしてもいいじゃんって思うんだけど。コーディネーターという名のつく職業って営業命みたいなイメージあるし。(これが偏見か)

 

あと、今回抗議文を出した団体は薬理学。

お薬の治験と手術器具の治験は基準が同じなの?

ちょっと調べると負担軽減費に限らず謝礼や管理費、研究費などなど、基準というか計算方法は設けられているようだけど、新薬と器具では違ってた。新薬は一回の通院×7,000円と負担軽減費について具体的金額も載ってたけど、器具については明確な金額はなかった。

器具の種類にもよるのかな?じゃあ、スイッチひとつで心臓に人工弁を置換するという超重大でめちゃくちゃ最新のファンタジーな手術器具・スナイプなら?

高階がアメリカから直接持ち込んだアメリカの最新医療器具だから、まだ日本のメーカーとか通してなくて、アメリカの開発会社と直接やりとりしてるから、フリーのカトパンコーディネーターが闇なことやってる脚本なんだと思ってたよ。

 

なんというか、こんなことを書いているうちにドラマって白けてしまうんですよね。あまりに現実を吹き込まれると。

抗議も、CRCであるカトパンの行動だけを現実と比べて注視して、ドラマ全体を観ていないように感じる。

わざわざ現実と異なる部分を書き連ねて送りつけて内容を変えろと言うより、本当のCRCとはこういうお仕事ですと解説を公開する方が効果あると思うし。

 

 

…なにより、ぶっちゃけてしまいますとね、

 

CRCにまったく注目してなかったし、そんなに興味ないよぉ…

 

だから唐突感というか、え、別にどうでもいいのに…という戸惑いがあるわけです。そんなに聖職なの…?センシティブなお仕事だと思いますけども。ちょっとめんどくさいとこ攻めちゃったのね。

ドラマを虚構と認識して刺激を求めて見てる私からすると今回の抗議は、それこそ渡海先生じゃないけど、「…邪魔。」という感じ。ちゃんと分かってるよって。

 

まあ個人的には、渡海先生の悪魔感、佐伯教授の魔王感さえ満喫出来ればいいので、木下さんの出番を減らしてくれても全然いいですけど…。(代わりに猫ちゃんの出番をもっと増やして!)

 

一視聴者としてはこんな意見ですけど、プロデューサーの方には誠心誠意対応して頂いて、これからもダークヒーロー渡海先生の痛快な活躍を見せて欲しいです!

ドラマめちゃくちゃ楽しんでます!